家っ子主婦もぐらの生活

地道にコツコツと! 12年間の専業主婦生活から抜け出しました。

わたしの履歴書(7)書店の副店長

求人情報誌の編集で一緒にバイトをしていた友達が、書店の店長になった。
そこで、何も仕事をしていなかった私に声をかけてくれて
ありがたいことに、副店長として働くことになった。 

研修期間1ヶ月

書店の仕事は未経験。
最初の1ヶ月は市外にある書店で研修した。

家から車でどのくらいかかったかな?
1時間くらい前には出ていたような気がする。

1ヶ月の研修期間で書店のことを教わった。

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私の担当は、男の子のコミックと児童書。
本が好きなわけでもなく、どちらかといえば嫌いな方。

それでも人間関係が良かったから楽しかった。 

書店の裏事情

ムック本は返本ができないため買い取り。
他の雑誌は、売れ残ると出版社に返本する。
付録のある雑誌は付録を取って返本。
欲しい付録はいただいて、残ったものは
お客様に「ご自由にどうぞ」と
レジ近くのダンボールに入れて
購入してくれた人にあげていた。

入荷数が少ない本は、直接出版社に連絡して予約を入れる。

売れた本の追加も、スリップと呼ばれる
本に挟んでいるコード付きの紙を印刷して
直接FAXで注文していた。
今はネットを利用しているのかな?

本追加のためトーハンへ

コミック本の追加は、大体トーハンへ行っていた。
店長が行ったり、私が行ったり。

当時私はスポーツカー(2ドアクーペ)に乗っていたため
本がたくさん入ったダンボールをトランクに積むと
前が浮き上がる(笑)

凸凹道はちょー危険!
ドン!と後ろの底部分が道路にぶつかる💧

市外からの道中、慎重に運転しないと車がかわいそうなことになる。

事件です!

書店は、万引きされることが多いため、潰れやすい。

この店も、私が働くようになって1年がくる頃
閉店することになった。

思い出すのは、万引きした子を店長が
田んぼの畦まで追いかけたこと。

タイトなロングスカートを穿いていたのに素早い動きで捕まえた。
ポケットに入っていた小銭をばらまきながら(笑)

残された私達が小銭を拾い集める。

 

万引きの理由は、古本屋で売ることが目的だったりする。

ヱヴァンゲリヲンの本を
何冊もまとめて万引きされそうになったこともあった。

書店最後の仕事

閉店作業では、店内の本を全部チェックし、ダンボールに詰め返本する。

次の仕事が決まってないままの返本作業。
それでも楽しんでいた。

作業中に友達と写真を撮った。
そして、店内はカラッポになり、あっけなく閉店。

会社側が、次の仕事を斡旋してくれようとしたが
やりたい仕事ではなかったため断った。

そしてまた職探しの日々が始まった。 

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