家っ子主婦もぐらの生活

地道にコツコツと! 12年間の専業主婦生活から抜け出しました。

わざとじゃない!それはいじめじゃない?

新年度が始まり、1週間が過ぎました。

やはり心配していたことが起きました。

 

【目次】

友達との距離感

月曜日。

息子が学校から帰宅すると、テンションが低かったので何かあったのか聞くと、仲良くしていた友達との距離感が出てきていることを話してきました。

毎日のようにその子の家へ行っているので、距離が近くなりすぎると、息子の場合トラブルが起きます。

息子に「6時間授業の日は遊べない」と言って約束していたのに、友達に言われるがまま、遊びに行こうとするので忠告しました。

 

ダメなときはダメと言わないといけないこと。

言われるがまま動いていると、都合のいい人になってしまうこと。

 

その後、テンション低いままの息子に「どうする?」を尋ねると「行かない」と言ったので、この日は出かけず家にいました。

好きだから一緒に遊びたい!というのは分かります。
ただ、距離が近くなりすぎると、うっとおしくなったり、嫌な面も見えてきます。

今までの様子を見ていても、息子の場合、仲良くなりすぎると危険なんです。

 

行けなかったことを翌日謝ると許してくれたそうです。
そして火曜日も6時間授業でしたが、その子に貸していた本を返してもらうため家に行ってすぐ帰ってきました。ちょっと風邪気味の息子です。

男子はみんな敵!

男子はみんな敵!

友達の家に行かず家にいた月曜日。

テンション低いままの息子が心配になり、何があったのか聞いてみると、その友達との距離感について話したあと、またいじめられていることを話してきました。

A君は、B君と話したあと、笑いながらぶつかってくる。

C君は、息子が嫌がっている呼び方をしたあと悪口を言ってくる。

D君は息子が近づくと走って逃げる。
一緒にいるEくんもFくんも走って逃げる。

G君は、息子が仲良くしている子を含め、みんなで遊んでいたとき「邪魔」と言ってくる。

と、同級生の名前がどんどん出てきます。

息子は以前にも言っていましたが「男子はみんな敵」だそうです。
それでも仲良くしている子はいるので「みんな」ではないことを分かっています。

 

気にしないようにすればいいことでも、息子の場合、全て受け止めてしまうのか、今までのこともあるからか、すべてを「いじめ」と捉えてしまいます。

 

その後、隠れるようにして泣いていたので、ご飯の準備をする時間でしたが、ここでしっかり聞いてあげなきゃいけない!と思い、座って息子の話を聞いてあげました。

話すたびに、泣き出す息子。
つらい気持ちを抱え込んでいたことがよく分かりました。

 

昨年度と担任が同じなので、今までの状況は理解してくれています。

息子は先生に伝えてほしいことを言ってきたので、間違いがないようメモをして学校に電話しました。

先生は息子のことを気にしてくれて様子を見てくれていましたが、新年度になって、友達も同じクラスだったので「いいスタートが切れているな」と思っていたそうです。

 

一通り話した後「これから伺います」と言われましたが、「息子が明日学校で先生に話すと言っていたので、息子の話を聞いてやってください」と伝えました。

先生は、その日のうちに息子の話を聞いて、翌朝対応できるようにしたかったそうですが、息子は泣き顔を見られたくないことや、もうすぐ主人が帰ってくる時間だったので、話を聞かれるのもイヤだったんだと思います。

わざとじゃない!

息子が学校で先生に話をしたあと、今年度発生したことをまずは解決するため、ぶつかってきた子と悪口を言ってきた子に先生が話をしてくれたそうです。

すると、2人共「わざとじゃない」と言ったそうです。

まぁ、そういいますよね。

わざとだったとしても、それでもいいんです!

一度はこちらの気持ちを伝えたということで、今後その子たちの行動次第で、息子を傷つけようとしているのか、本当にわざとじゃなかったのかが分かります。

 

この日の夕方、先生が来られ、学校であったことを説明されました。
今後、息子ができることといえば「イヤなことはイヤ」と言うこと。

今までイヤなことがあっても無視するようにしていたので、まずは自分の気持ちを伝えることが課題になりました。

息子曰く、早速やめてほしいことは伝えたそうです。

いじめじゃないよ、ふざけていただけ!

私もどうすればいいのか悩んでいたので、いろいろ調べていたところ、このサイトを見つけました。

講演会をしている方の話でしたが「これだ!」と思ったので、文章をコピーして印刷し、先生が来られたときに「お時間あったら読んでください」と渡しました。

絵本を題材にして、いじめられた側の気持ちを疑似体験していました。

文章には絵本の内容は途中までしか書かれていなかったため、どんな内容なんだろう?と思い、絵本を探して全部読みました。

いじめ問題だけでなく、母子関係についても深い愛情を感じる内容でした。

親から見て「いじめではない」と思うことを息子が「いじめ」と捉えていることもあります。結局は、された方がどう思うか?です。

いじめをなくすには?

延々に続くいじめに対して、もうどうしたらいいのか分からなくなってきました。

いろいろ調べていたとき

「先生には言わない方がいい」
「子どもの間で解決させる」
「親は出ていかない方がいい」

といろんな内容がありました。

 

結局何が正解なのかは分かりません。

いじめの内容、いじめた相手の性格、家庭環境、いじめられた子の性格、先生の対応の仕方など、その都度変わってきます。


私がスマホでいじめの対処法についてずーっと調べていたとき、息子が
「ママは自分の仕事のことを考えてくれていいよ。」と言ってきました。

そして「気持ちを切り替える!」と言い、宿題を始めました。

 

「いじめをなくすには?」の答えですが、いじめはなくならないでしょう。
みんなが素直に話を聞き入れてくれるなら、いじめなんてないです。

いじめられている人よりも、いじめている人の心の問題を取り除いてあげることが大切だと思います。

が!
他人の家庭より、我が子です!

 

「息子のことを必ず守ってくれる人はいる」と先生が息子に言いました。

もちろん先生は守ってくれます。

私も主人も息子を守ります。

先生は、大人だけでなく、クラスメートも、息子のことを守ってくれそうな子がいると言っていました。

 

今回気づいたのは、先生の対応が変わってきていることです。

以前は他の先生には伝わっていないのかな?と思っていましたが、今回は、管理職や同僚などとも話し合いをしているそうです。

 

私がいじめについて調べていたから余計に「先生もすごく勉強しているんだろうな」と思いました。いじめに関する研修もありますよね。

昨年度から先生は「息子は悪くない」と何度も言ってくれます。

いじめられ傷ついている子に「いじめられている子にも原因がある」というのは残酷なことです。

 

「頑張らなくてもいいんだよ」と言ってあげたいところですが、このままではいけないことを息子も分かっています。

だから、一歩踏み出して「やめて」と言えるように頑張っています。

 

学校に行きたくなくなれば、行かなくてもいいです。
でも、息子は「行きたくない」とは言わないんですよね。

息子の変化に気づいてあげられるよう私も頑張ります!

 

長々と、編集が必要そうな文章ですが、記録として残しておきます。

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