ブティックの仕事を辞め、職探し開始!
目に止まったのは、求人情報誌の編集アシスタントのアルバイト。
募集は20歳以上となっていたが、この時まだ19歳。
家からも遠かったが、とりあえず受けてみることにした。
まず、会社の中に入って見回した。
「髪の毛が茶色の人いないかなぁ~?」
茶髪だったため、これでもOKか気になっていたから(笑)
いた! しかも受付に!! セーフ!!!
部屋に案内され、面接と作文があった。
後日連絡。 受かった♪
求人情報誌、編集の仕事
当時はまだパソコンがそんなに普及していない頃。
メインはワープロ。
そのため、ほぼ手作業での編集。
営業が持ち帰ってきた内容にあわせて編集し
印刷したものを切り貼りしてコピー。
大判の場合は、イラストを発注。
部署に一人はイラストを描ける人がいる。
もちろん編集もしている。
タッチによっては、別部署の人に依頼することもある。
クライアントにFAXして、編集が直接確認することもあれば
営業がクライアントに持って行き、OKか変更か決まることもある。
なかなか担当者と連絡が取れないところは大変だった。
週刊誌だったため、毎週締め切りがある。
アルバイトとはいえ締め切りの日は
夜遅くまで会社にいた。
ヘタすると、夜中に帰ることもあった。
営業さんが夜食を買ってきてくれることもあった。
いろいろあったけど、みんな仲良かったなぁ~~。
あの頃は楽しかった!!
やりがいのある仕事
大変な仕事だったけど、自分で作ったものが形になることは嬉しかった。
今でも覚えているのは、キャッチコピーのこと。
レストランの募集で、30人以上応募がくるようなキャッチコピーを考えて!
と無茶ぶりされたことがあり、クライアントに提出した原稿。
発売されるまで、結果は分からない。
ドキドキしながら翌週を待つ。
クライアントからの電話で
「たくさん応募があった!」
と喜びの報告を受けたときはすごく嬉しかった。
今でこそ、求人情報誌は無料だけど、当時はお金を払って買うもの。
求人情報だけでなく、取材した内容を記事にしているページもあった。
私も一度だけ取材に行ったことがある。
クライアントからプレゼントを提供していただき
応募ハガキから当選者を選ぶということもしていた。
正社員が辞め、仕事を引き継ぐ
編集をしていた正社員の人が辞めることになった。
すごく仲が良かったのでショックだった。
何よりも割付作業など、その人がやっていた仕事を引き継ぐことになり
それがすごく大変だった。
クライアント同士トラブルがおきないよう
割付の場所さえ指定され、隣に並ばないように!
とか、前回はこちらが上だったので今回はこちらが上へ!とか。
裏ではいろいろある。
なんだかんだで、3年くらい働いたかな?
求人情報誌のサイズが変更されるとか
会社内部の変更があるとか、そういう頃に
仲良かった同じアルバイトの人と一緒に辞めた。
これ以上無理!と思って。
そして再び、職探しが始まった。
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